2019 沖縄ピースすてーじから

第3回 辺野古基地と環境問題

県民の7割が辺野古「埋め立て反対」

組織内・石橋議員の活動と共に注目を

辺野古の現状と課題

 一〇月一〇日、沖縄県玉城デニー知事と加藤勝信官房長官の会談が行なわれ、辺野古移設断念を求める玉城氏に対し、加藤氏は唯一の解決策は辺野古移設とし、沖縄の基地移設を巡る問題は平行線をたどっています。
 政府は、辺野古の水域を埋め立て、普天間飛行場の代替施設を建設してきましたが、「軟弱地盤」の問題が発覚。工事の長期化と費用増大が避けられなくなった現在も、現政権には、「辺野古ありき」の強硬姿勢を変える気配が感じられません。
 辺野古一帯は、サンゴ礁をはじめ、ジュゴンなど絶滅危惧類二六二種を含む五三〇〇種以上の海洋生物の生息が確認され、多様な海洋環境があり、悪影響が心配されています。
 二〇一九年二月に行なわれた住民投票においても、七二%を超える県民が「埋め立てに反対」と答えるなど、沖縄県民の理解は得られていません。また、「埋め立て反対」の民意は、国政・自治体議員選挙の結果にも裏打ちされています。

辺野古基地建設現場を対岸から望み学ぶ
辺野古基地建設現場を対岸から望み学ぶ

自然環境破壊も

 約二〇年前にfrageとして参加した情報労連の平和行動「沖縄ピースすてーじ」を通じ、沖縄の海岸線の多くが米軍に支配され、一般市民の立ち入りも許さない状況を目の当たりにして、やるせない気持ちが湧いたことを思い出します。
 辺野古水域の埋め立ては、沖縄の貴重な観光資源である「自然」を破壊する危険性をはらみ、一度壊れてしまった環境を取り戻すことは容易ではありません。基地問題の解決は、「埋め立て反対」とする民意を大切にしながら、安全保障の側面だけではなく、環境保護の側面からも一度立ち止まり、冷静な対応を行なうことが必要ではないでしょうか。
 組織内議員・石橋みちひろ参議院議員は、沖縄北方問題特別委員会委員として、沖縄県や米国の民主党議員と連携を図り、国会で軟弱地盤の問題を追及するなど、本件に深く関わった活動を展開しています。私たち組合員の「民意」も沖縄の環境問題につながっています。ぜひ石橋みちひろの活動にご注目ください。

中央本部・三上昌佳政治担当部長