荒川クリーアップ行動

第5回 環境統一行動

子供たちの未来を想像し

自分ができること探そう

不法投棄は生態系に影響

 2009年から全国一斉に活動を展開している「環境統一行動」。現在は情報労連を軸に実施し、これまでの間、全国で延べ4万人以上が参加しています。


 NTT労組中央本部は、東京都協の活動に参加。一年に一度、荒川河川敷で漂着ゴミの清掃活動等を行なっています。同じ場所での活動ですが、毎回ゴミの量はほぼ変わらず、ペットボトルや空き缶のほか、家電製品や建築資材まで出てくる状況はあぜんとします。


 先日、香川県高松市で、金魚鉢等で栽培される観賞用の浮草「ホテイアオイ」が川で大量繁殖し、市が駆除費用に1000万円を投じたと報道されました。「ホテイアオイ」は外来植物で、繁殖力が強く他の生態系に影響を及ぼすことから、環境省は「重点対策外来種」に指定しています。


 本来その場に存在しないゴミや外来生物等の投棄はもってのほか、扱いを誤れば生態系や私たちの生活にも影響することを忘れてはいけません。

未来を想像しできることを

 現在の環境問題は、生活の豊かさの裏で私たちの生活スタイルが深く関わっています。いま「SDGs(持続可能な開発目標)」に向けた取り組みが世界的に広まっていますが、では具体的に何ができるか考えたことはあるでしょうか。
 わが家の2歳になる息子は、食べ終えたミカンの皮を「ポイして」と私に渡してくれますが、これはすぐには捨てず、キッチン回りの汚れや油性ペンによる落書き落とし等に使っています。小さな生活の知恵も立派な3R(ごみ削減〈Reduce〉・再利用〈Reuse〉・再資源化〈Recycle〉)であり、この積み重ねが重要です。
 私たちが、子供たちの生きる未来を想像し、自分自身でできることを探してみませんか。そんな姿を子供はしっかりと見て・感じて・引き継いでくれるものと信じています。

中央本部・秋吉伶香交渉政策担当